常に進化している情報技術をリードしていくために最新の設備・システムを備えています。
スパッタ装置
真空にした反応室にアルゴンガスを導入し、それを放電によって材料を置いたターゲットにぶつけ、飛び散った材料からナノサイズ薄膜を作製する材料の種類やアルゴンガスの運動エネルギーなどの条件を変えて新たな特性をもつ物質の研究をしています。
情報工学実験
Raspberry Piを備えるロボットカーを用い、Android端末を用いて高度なリモートコントロールシステムを開発し、複数のロボットカーを遠隔操作することができます。情報工学実験では、各自がプログラムしたロボットカーを用いて、得点を競い合うコンテストを行っています。
音声対話ロボット
音声対話ロボットを日常生活で使いやすくするために喋り方や表情から気持ちをくみ取る技術の研究開発に取り組んでいます。
質感サンプラー
複雑な反射特性を有する物体の多様な見え方を、照明の方位や観測方位を変えながら精密に計測する装置です。
全方位VR歩行プラットフォーム
簡易的な構造で足が滑ることなく自然な歩行感覚を得ながらVR空間内を全方位に歩行移動可能な装置開発、および、本装置によるルームスケールを越えた技能訓練や健康促進、リハビリ等といった実応用研究を進めています。
無響室とダミーヘッド
人の動きを、多数のステレオカメラで撮影し追跡することで、骨格の動きをデータ化することができるシステムです。CG技術や、人の動作の解析に関する研究を行っています。
小型MRI装置
病院で使用されるMRIと同等の磁場強度をもつ小型MRIは小動物や植物等の生体内部構造の観察が可能で、特に水分子の拡散現象の計測に基づく微細構造の推定に関する研究に使用しています。
多チャンネル脳波計
脳電図(EEG)、筋電図(EMG)、心電図(ECG)など様々な生体電気信号を同時に測定できる生体アンプです。ブレイン-コンピュータ・インタフェース(BCI)の研究のほか、神経心理学的研究、医学的研究にも利用できます。