広島市立大学 情報科学部は,情報工学科(3講座),知能工学科(3講座),システム工学科(3講座),医用情報科学科(1講座)の4学科で構成されています.
広島市立大学大学院 情報科学研究科 博士前期課程は,情報工学専攻(3分野),
知能工学専攻(3分野),システム工学専攻(3分野),医用情報科学専攻の4専攻で構成されています.
広島市立大学大学院 情報科学研究科 博士後期課程は,情報科学専攻1専攻
(情報工学系,知能情報科学系,システム科学系,医用情報科学系の4系)で構成されています.
下の図は,情報科学部および情報科学研究科・博士前期課程の教育・研究組織図です. 博士後期課程 情報科学専攻は,構成,名称が若干異なります.
情報工学科 Computer and Network Engineering
情報工学科では、コンピュータとネットワークに関するハードウェア技術およびソフトウェア技術を広範囲に勉強します。これらの技術をベースに、コンピュータとネットワークの融合技術や新しいコミュニケーション技術を開発したり、効率的に使用したりできる人になれます。
学科・専攻
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コンピューティング
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コミュニケーション
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センシング
知能工学科 Intelligent Systems
知能工学科では、人が目で見たものや話し言葉を理解するのと同じようにコンピュータに五感を備えるための音声・画像認識技術や、囲碁や将棋の棋士のように高度な思考ができる人工知能技術、膨大なデータから法則性を見つけ出すビッグデータ解析技術などの基礎を学ぶことができます。
学科・専攻
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データ科学
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人間情報学
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知能情報学
システム工学科 Systems Engineering
システム工学科では、人間が安全・安心・快適・便利に生活するための社会システムの実現を目指し、今後ますます重要となるロボットを開発するためのシステム化技術ならびに、人間がロボットや情報機器をより快適に使うためのインタフェースデザインに関する技術を広範囲に教育・研究します。
学科・専攻
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人間・ロボット共生
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数理システムデザイン
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インタフェースデザイン
医用情報科学科 Biomedical Information Sciences
医用情報科学科では、豊かで安心・安全な社会の実現を目指し、情報科学・自然科学・工学に関する学問を基礎とし、その上でバイオインフォマティクス、医用画像処理、医用ロボット工学、生体情報工学、医用情報ネットワークといった融合領域の専門知識・技術を学びます。本カリキュラム構造を用いることで、医療、生命、環境といった現代社会に係る諸問題を既存の学問体系の枠を超えて、俯瞰的に取り組むことができる人材を育成します。